2009年09月06日(Sun)【これが将棋道場だ！】
写真は先日紹介した新宿将棋道場です。
今日、歯医者に行って、天気が良かったのでその足でぶらぶら、なんとなく電車に乗って、取材もかねて（笑）、３ヶ月ぶりくらいに新宿将棋道場行って来た。
いやあ、写真で見るとやっぱりおっさんくさいですなあ。この群れの中に２０代の頃、頻繁に通っていたんだからなあ。
写真のとおり、だいたいの日は全員が男性。そこが同じ「頭脳スポーツ」でも囲碁と将棋の違いだ。
囲碁は女性の愛好者が将棋に比べると多い。女性が趣味に将棋か囲碁かはじめたいがどちらにしようと迷ったとき、将棋はルールが複雑そうだから敬遠してしまうらしい。
そんな将棋道場だが、今日は珍しく女性の愛好家が一人指していた。６０歳くらいの方だった。「へえ、珍しいねえ」と思っていたところ、手合い係が私の名前を呼んだ。対戦相手を組んでくれたのである。相手の名前も呼ばれ、さて、敵はどんな人かなと待っていると、なんとその女性であったのだ。二段。私は三段なので、相手の先手で対戦が始まった。
相手は振り飛車党らしく、四間に飛車を振ってきた。私は対振り飛車の時は急戦で行くことにしている。指しなれた57銀左戦法！相手は2段だからこの定跡はあまり知らないだろう。可哀想だけど、こちらの完勝だろうなと思いながら、指していたが、相手も正しく追随してくるではないか。
こやつ、只者ではない。と思った時には遅かった。思い切り斬られて、完敗。いやあ、強かったです。勝って嬉しそうな顔をしているのを見たら、こちらも嬉しくなってしまった。
今日の成績は４勝４敗でした。自分的に納得いかないが、４段に一勝できたし、まあ、良しとするか。
ところで、私はこの新宿将棋道場で殺人事件の現場に居合わせたことがあるんです！（つづく）
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