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2015年01月14日(Wed)
【表現の自由、制限ない」風刺画家が会見】
仏週刊紙「シャルリーエブド」襲撃事件で、14日発行の特別号の表紙となるイスラム教預言者ムハンマド(マホメット)の風刺画を描いた風刺画家のルス氏らが13日、パリ市内で記者会見した。ルス氏は、一部のイスラム教徒などが風刺画掲載続行に懸念を示している状況について、「表現の自由は、条件や制限がついたものではない」と述べ、風刺やユーモアへの理解を求めた。またルス氏は襲撃現場となった同紙編集室に遅れて到着した時に目撃した惨状についても語った。【パリ篠田航一、宮川裕章】

 14日の同紙表紙は、涙を流すムハンマドが、同紙を支持する「私はシャルリー」と書かれたプラカードを掲げる絵で、「すべては許される」との見出しを付けた。ルス氏は会見で「私たちはようやくこの表紙を見つけた。これが私たちの表紙だ」と語り、批判や反発を承知の上で、議論の末に出した結論だったことをにじませた。ムハンマドについては「また描いたことは申し訳ないが、私たちの描いたムハンマドは涙を流す一人の人物だ」と説明した。

 同紙の風刺画掲載継続の方針を受け、エジプトでイスラム教の解釈を示す政府機関ファトワ(宗教令)庁が13日、「15億人のイスラム教徒に対する挑発」と非難を表明するなど懸念の声が広がっている。ルス氏は会見中、反対意見や批判を受け止めるユーモアの精神の重要性を繰り返し説いた。「表現の自由とは『しかし』が後に付く(制限付きの)表現の自由ではない」と訴え、「テロの実行犯は、ユーモアが欠如している」と言論を封殺しようとした行為を厳しく非難。そのうえで、「私たちは人々の知性を信じる。ユーモアの知性を信じる」と結んだ。

 ルス氏は事件当日、編集室で開かれていた編集会議に遅れて到着したため、難を逃れた。事件直後の現場の状況について「みんな、うつぶせに倒れていた。それらが誰の背中なのか、私には分かった。その背中は私であり、あなたでもあったかもしれない」と語った。ルス氏は衝撃から、精神療法を受けていることも明かした。

 一方、仏議会は13日、イラク、シリアで勢力を広げるイスラム過激派組織「イスラム国」への攻撃継続を、賛成488、反対1、棄権13の圧倒的賛成多数で議決した。仏軍は昨年9月以降、イラク国内での米軍のイスラム国空爆に参加しており、仏議会では4カ月後に攻撃継続に関する議決が義務付けられていた。バルス首相は同日、仏下院で演説し、「フランスはテロとの戦争に入った」と宣言し、治安対策の強化に乗り出す方針を表明。フランスはイスラム国への欧州最大の戦闘員供給国となっており、イスラム国による勧誘の主要手段となっているソーシャルメディアの監視強化などが議論される見通しだ。


21:39:23
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