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情報ブログ IZA
2012年07月08日(Sun)
【裁判所で見かけた「女を騙して食い物にした男」の手口4つ【前編】 】
あなたは男性から、ひどい騙され方をした経験がありませんか? 二股をかけられていたとか、貸したお金が返ってこないとか、ひとつやふたつ思い当たるフシのあるかたが少なくないかもしれませんね。

我々の身近な日常にも、卑劣な嘘つき男はあちこちに生息していますが、さまざまな事件を扱う裁判所では、やはり女を騙して食い物にする男の姿が多数見受けられます。(もちろん、男女が逆のケースもありますが……)

そこで、『霞っ子クラブ 娘たちの裁判傍聴記』などの著作があるフリーライターの高橋ユキさんから、裁判所で見た卑劣な男たちの手口を教えてもらいました。【前編】・【後編】の2回にわたって、4つのケースを紹介したいと思います。



■1:まるでエロゲのような触診で欲望を満たした卑劣な手口

まずは、とあるメンタルクリニックで医師が“医療行為”と称して、女性患者にわいせつ行為をはたらくという事件です。

「うつ薬のなかには、副作用で母乳が出るものもあります。この医師は、薬を処方して次の診察時“副作用があるかちょっと診てみましょう”とまずは胸にタッチ。

その触診の範囲は次第に広くなり、下腹部そして陰部へ……。“薬の副作用で子宮が張ったりしてるから”などと言って、ついには陰部に指を入れるまでに及んだのです。」

まさに、「それなんてエロゲ?」という展開ですが、医師という立場を利用して己の欲望を満たすこの手口は、非道といわざるをえません。

ちなみに、この医師は、法廷にて「パンツを下げさせてはいない」と主張したとのこと。いやいや、パンツを下げるとか、横から手を入れるとか、そういう問題じゃないから……。まったく猛々しいにもほどがありますよね。



■2:二股の発覚を恐れて女性を流産させたチャラ男の手口

もうひとつ、医師によるありえない犯行を紹介。こちらは、妊娠した交際相手に「ビタミン剤だ」と称して子宮収縮剤を繰り返し投与して流産させたという不同意堕胎罪のケースです。

「この男は二股交際をしていて、本命の彼女との結婚を破断にしたくないがために、妊娠したもうひとりの女性を流産させそうと企てました。

一方、被害者女性は二股をかけられていることも知らず、“赤ちゃんに悪いものを飲ませるはずがない”と男を信じていたそうです。

なお、この男に下された判決は、懲役3年、執行猶予5年でした。」

これで執行猶予がついてしまうのがびっくりですが、法律の世界では、“胎児は人にあらず”という解釈がなされており、不同意堕胎は殺人とは全く異なる扱いがなされています。

しかし、愛する男に騙されたうえに、お腹の赤ちゃんの命まで奪われた被害者女性の心情を思えば、この量刑は極めて軽いといわざるをえません。


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17:33:45
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